ピッチデック・投資家向け資料の文字数ガイド
ピッチデックは、スタートアップが投資家に事業の魅力を伝えるためのプレゼンテーション資料です。投資家は 1 日に数十件のピッチを受けるため、簡潔で説得力のある資料が求められます。1 スライドあたりの文字数が多すぎると読まれず、少なすぎると情報が不足します。本記事では、ピッチデックのスライド別の推奨文字数と、投資家の関心を引く構成テクニックを解説します。
スライド別の推奨文字数
| スライド | 推奨文字数 | 含めるべき情報 | 所要時間 |
|---|---|---|---|
| 表紙 | 20〜40 文字 | 会社名、タグライン | 10 秒 |
| 課題 | 40〜80 文字 | 解決すべき問題 | 1〜2 分 |
| 解決策 | 40〜80 文字 | 製品・サービスの概要 | 1〜2 分 |
| 市場規模 | 30〜60 文字 | TAM/SAM/SOM | 1 分 |
| ビジネスモデル | 40〜80 文字 | 収益の仕組み | 1〜2 分 |
| トラクション | 30〜60 文字 | 実績データ | 1 分 |
| チーム | 50〜100 文字 | 主要メンバーの経歴 | 1 分 |
| 資金調達 | 30〜60 文字 | 調達額と使途 | 1 分 |
ピッチデック全体で 10〜15 スライド、合計 300〜700 文字が理想です。プレゼン時間は 10〜15 分が一般的で、1 スライドあたり 1〜2 分のペースで進めます。
1 スライドの文字数ルール
- タイトル (5〜15 文字): スライドの内容を一言で伝えます
- 本文 (20〜60 文字): キーメッセージを 1〜3 行で記述します
- データ・数値: グラフや図表で視覚的に表現し、テキストは最小限に
- 合計 40〜80 文字/スライド: これを超えると「読む」スライドになり、プレゼンのテンポが崩れます
投資家が注目するポイント
- 市場規模の数字: TAM (Total Addressable Market) を具体的な金額で示します。「○○市場は 2025 年に 1 兆円規模」
- トラクション: MRR、ユーザー数、成長率などの実績データ。グラフで右肩上がりを示すのが効果的
- チームの実績: 創業メンバーの過去の起業経験や業界経験。「元 Google エンジニア」のような一言が信頼性を高めます
- 競合優位性: 競合との差別化を 2×2 マトリクスや比較表で視覚的に示します
まとめ
ピッチデックの文字数は、1 スライドあたり 40〜80 文字、全体で 300〜700 文字が目安です。テキストは最小限に抑え、データと視覚要素で説得力を高めることが投資家の関心を引く鍵です。ピッチ資料の文字数確認には、文字数カウントスをぜひご活用ください。