タイピング速度の目安 - 1 分間に何文字打てれば速い?

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学校のタイピング練習で「1 分間に 100 文字」と言われたけど、それって速いの? 遅いの? 実は、社会人の平均は 1 分間に約 60〜80 文字。中学生で 100 文字打てたら、大人の平均を超えています。

タイピング速度の目安

レベル日本語 (文字/分)英語 (WPM)目安
初心者20〜40 文字10〜20 WPMキーボードを見ながら打つ
初級40〜60 文字20〜30 WPMゆっくりだが打てる
中級 (社会人平均)60〜80 文字30〜50 WPM仕事で困らないレベル
上級80〜120 文字50〜80 WPMタイピングが得意な人
プロ級120〜200 文字80〜120 WPMプログラマー、ライター
競技レベル200 文字以上120 WPM 以上タイピング大会の上位

WPM は「Words Per Minute」(1 分間の単語数) で、英語のタイピング速度の単位です。日本語は「文字/分」で測ります。英語の 1 単語は平均 5 文字なので、50 WPM は約 250 キーストローク/分に相当します。

日本語と英語のタイピングの違い

項目日本語 (ローマ字入力)英語
1 文字に必要なキー数平均 2〜3 キー1 キー
変換操作必要 (スペースキー + Enter)不要
入力方式ローマ字 → ひらがな → 漢字そのまま
100 文字入力のキー数約 250〜350 キー約 100 キー

日本語の「漢字」を 1 文字入力するには、ローマ字を打って変換して確定する必要があります。「東京」(2 文字) を入力するには「toukyou + スペース + Enter」で 10 キー以上。英語の「Tokyo」は 5 キーで済みます。日本語のタイピングが英語より遅くなるのは、この変換プロセスが原因です。

タイピング速度と作業時間の関係

タイピング速度読書感想文 2,000 字レポート 5,000 字小説 1 冊 10 万字
40 文字/分50 分2 時間 5 分約 42 時間
80 文字/分25 分1 時間 3 分約 21 時間
120 文字/分17 分42 分約 14 時間
200 文字/分10 分25 分約 8 時間

タイピング速度が 40 文字/分から 80 文字/分に上がるだけで、作業時間が半分になります。読書感想文の文字数ガイドで紹介した 2,000 字の感想文も、80 文字/分なら 25 分で入力できます (考える時間は別ですが)。

タイピング速度を上げる方法

方法効果おすすめ度
ホームポジションを覚える基礎中の基礎、全ての土台必須
タイピングゲームで練習楽しみながら速くなる高い
キーボードを見ない練習ブラインドタッチの習得高い
毎日 10 分の練習継続が最も効果的高い
速さより正確さを優先ミスタイプが減ると結果的に速くなる高い

スマホのフリック入力との比較

入力方法平均速度最高速度得意な場面
PC キーボード (ローマ字)60〜80 文字/分200 文字/分以上長文、レポート、プログラミング
スマホ フリック入力40〜60 文字/分150 文字/分以上短文、LINE、SNS
スマホ 音声入力100〜150 文字/分200 文字/分以上長文の下書き
手書き20〜30 文字/分50 文字/分程度メモ、署名

意外にも、音声入力が最も速い入力方法です。ただし、変換ミスの修正が必要なので、実用的な速度はもう少し下がります。中学生の世代はフリック入力が得意な人が多いですが、高校・大学・社会人になるとキーボード入力が必須になります。今のうちにブラインドタッチを身につけておくと、将来大きな差がつきます。

世界のタイピング速度記録

記録速度備考
英語タイピング世界記録216 WPM (約 1,080 キー/分)特殊なキーボード配列
日本語タイピング上位300 文字/分以上タイピング大会の記録
一般的なプロのライター80〜100 WPM正確さ重視
裁判所の速記者200〜300 WPM 相当専用の速記機を使用

英語の世界記録は 216 WPM。1 分間に 1,080 回以上キーを叩く計算です。1 秒に 18 回。人間の指がここまで速く動けるのは驚きです。

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